こんにちは、今日は私の離婚の経過を記録します!私は離婚を5年前にしました。話し合いでは離婚は成立せず調停まで行いました。調停離婚をする人は全体の1割ということで珍しい経験かもしれません。
誰かの役に立てば嬉しいです!
この記事を書いた人
【メグミ】 バツイチアラサー の大学教員。離婚時貯金0→年間200万円貯金投資。お得情報発信中。東京在住。趣味は食べ歩き、旅行。
そもそも離婚の方法
離婚は協議、調停、裁判で分類されます。
協議離婚
協議は2人の話し合いの結果行われます。日本の9割がこの方法で離婚を成立させているそうです。
調停離婚
調停は家庭裁判所が選任した調停委員二名が夫婦の間に介在し、離婚すること、各離婚条件について調整を進めながら、夫婦での離婚に関する合意を目指す手続きを行うことを言います。この離婚の方法を取る人は約1割だそうです。弁護士をつけずに個人で調停を行うことも可能です。
裁判離婚
裁判は朝廷での離婚が合意されなかった場合に行われます。費用や弁護士費用、裁判にとられる時間など様々な負担がのしかかります。この離婚の方法を取る人は3%だそうです。
弁護士さんが作ったHPをご覧になるとすごく詳しく書いてありますよ。
ちなみに私は2つ目の調停離婚を行いました。
私の結婚〜離婚までの経過
交際〜結婚まで
元夫とは職場の同僚で約1年ほど交際し、結婚に至りました。私が27歳、元夫は25歳でした!趣味も合うし一緒にいて楽しいねとのことで結婚しました。
今考えると、結婚って簡単だった笑 幸せモードだと色んな手続きもサクサクできちゃいましたね。笑
結婚生活〜別居
結婚式、新婚旅行が終わり日常生活を1年ほど平和に過ごしておりました。しかし、同僚なので、家でも一緒、職場も一緒なので少々息苦しさを感じていたのかもしれません(今思えば)笑
だんだん、元夫のお酒との付き合い方がだらしなくなってきました。
- 帰宅しない
- 公園や駅のベンチで寝ている
- マンション共用部や廊下で寝ている
- 持ち物をなくす
- 酔って暴れる (突き飛ばされることもあった)
などの問題行動が常習化。喧嘩が多くなりました。
悪びれる様子もないため、別居へ(私の実家が近かったので実家にいました)
関係は修復できず、離婚の話し合いへ。(いろいろ略しています。笑)
離婚の話し合い
生活を改善してくれれば離婚しない。離婚を要求するなら慰謝料を払ってください。
離婚は応じるが、慰謝料は払わない。応じないなら裁判でもなんでも好きに起こせ
ってことで協議離婚は不成立。調停離婚へのステップを進みました。(いろいろ略していますが。)
まさか調停起こすとは思ってなかったかもしれません。泣き寝入りすると思ったんでしょう。笑
調停離婚に向けた準備
調停は個人でも起こすことができますが、やはり弁護士さんがいてくれると安心して有利に進めることができます。
しかし弁護士費用って高そう払えるのかな。どうしよう・・。
と思っていたときに母の友人が教えてくれたのが法テラスです。
法テラス
法テラスは国によって設立された法的トラブル解決のための「総合案内所」です。
「借金」「離婚」「相続」・・・さまざまな法的トラブルを抱えてしまったとき、解決策や相談窓口に気軽にたどりつくことができます。その中の民事法律扶助業務という小難しい名前のサービスが利用できます。
民事法律扶助業務
民事法律扶助業務とは、法的トラブルにあった時に、
- 無料で法律相談を行い(法律相談援助)
- 弁護士・司法書士の費用の立替えを行う(「代理援助」「書類作成援助」)
などのサーポートを受けることができます。経済状況に応じて、サービスの費用もサポートしてくれたりします。
まず、無料相談を利用すると援助がどの程度受けられるか教えてくれます!
誰でも利用することができますよ! どのような援助がどの程度の費用負担なのかも教えてもらえました。
弁護士さんが決定
法テラスを利用して、担当してくださる弁護士さんが紹介されました。優しそうなおじさん弁護士さんが担当してくれることになりました 。
弁護士事務所に行って相談をしました。
夫の酒癖に困っています。離婚は応じるが慰謝料は払わないとのことで話し合いは決裂しています。
では、調停に向けての準備をしていきましょう!もう大丈夫ですよ。安心してください。
- 調停に向けての手続き
- 書類作成
- 元夫への連絡
を私が行います!慰謝料は100万円で要求しましょう!
弁護士費用は大体40万円くらいになると思います。慰謝料で賄えますね!
ありがとうございます。安心しましたー
弁護士費用は経済状況応じて変わるかもしれません(詳しくは法テラスへ)
弁護士事務所へは2回いきました。その後のやりとりはメールか電話で行いました。
家庭裁判所(調停)へ行きます
当時住んでいた神奈川県の家庭裁判所は横浜でした。
弁護士さんと待ち合わせし指定された部屋に行きます。私は「はい」くらいしか話してません。代理人である弁護士さんがほとんど調停員に話してくれました。
調停は私と元夫一人づつ呼ばれて、双方の言い分を話します。
部屋はほんと地味な会議室と言った感じです。家庭裁判所って物々しい名前ですが会議室くらいでびっくり。ドラマで使う裁判所みたいなのは全然なかったです。笑
元夫は弁護士をつけず、一人で乗り込んできました。
結局100万円の慰謝料で離婚が決着。しばらくすると銀行に振り込まれました。
離婚届などは区役所へ提出せず、家庭裁判所での決定を持って離婚が成立となりました。(これが協議離婚とも大きく違うところでしょうか)手続きなども弁護士さんにやっていただきました。
離婚にかかった期間
私の場合は協議〜調停〜離婚成立までの期間は1年ちょっとでした。これは人によって変わると思います。ただ、法テラスを利用し弁護士さんがついてからは半年ちょっとだった記憶があります。
その期間で離婚に関する作業のために
- 法テラスで相談 (1回)
- 弁護士事務所へ行って相談 (2回)
- 家庭裁判所へ行って調停 (1回)
と、休みが必要でした。精神的にもまいってる状態で動くのはしんどかったです。
感想
1年近く離婚に向けて動いてきて、調停で離婚が成立したときはほっとした気持ちが大きかったです。
終わったんだ。やっとゆっくりできる・・。
笑い話ですが、10月9日に離婚が成立したので(とっても(10)苦しんで(9)離婚と覚えています)
これから離婚をする人にアドバイス
いろいろ悩むし、苦しいと思います。
結婚は個人だけでなく家族同士のつながりです。親を悲しませたりとか、結婚を祝福してくれた方を裏切るとか・・・悩むかもそれませんが、苦しんでいるあなたを見るのも周囲の人は悲しむと思います。
私も悩んで食事がとれなくなり、激痩せしました。30キロ代になった時はやばかったです。笑
離婚後も戸籍にバツがついたことに悔やむこともありましたが、今はバツ1でなくてレベル1だと思っています。元夫のモラハラを我慢し続けず離婚に向けて動いてよかったです。
今の生活がすごく楽しいです!
法テラスでも支えてくれる人が見つかります!行動すれば人生は変わります!
あっお金は大事です。
慰謝料は貰いましたが、その後の新生活を始める資金などは結構かかったので慰謝料や貯金はなくなってしまいました。離婚を決意したら、銀行口座通帳、カードは絶対に手放さないでください!
お金にまつわる記事も書いてます。ぜひご覧くださいね😊
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コメント
わたしもアラサーでバツイチです。わたしも夫のモラハラで離婚しましたが、離婚するまでやはりきつかったですね。ご自身のご経験でのことを誰か困っている方にと書かれていて感動しました。わたしも離婚まだできてなかったら、大変助かっていた情報だと思います。
いつも明確ではっきりと書かれていて、楽しく読ませていただいています。ありがとうございます!